Drift Diary XV

StarMac MWSF2008報告会にて、MacBook Airを触ってきました。

Posted by drikin on 2008年1月21日 04:24
Apple Store(Japan)

DSC_0037.JPG

StarMac当選者向けのMWSF2008報告会というイベントに参加。

DSC_0007.JPG

今回、一足お先にMacBook Airを触れる機会を得ることが出来ました。

DSC_0008.JPG

既にお約束になっている封筒デモから始まり、ざっと発表された新製品を説明した後、じっくりMacBook Airをいじらせていただけました。

DSC_0011.JPG

短めのプレゼンの中でも、時間を割いて説明されたのが、Remote Disk機能の説明。
Airには、CD/DVDドライブが搭載されてないのですが、その代わりにRemote Diskという、他のMacやWindows PCのCD/DVDドライブをAirのドライブとして利用する機能が提供されています。ちょっとパソコンに詳しい人なら、そんなの単にネットワークでファイル共有するだけでしょ?と思いがちですが、Remote Diskのすごいところは、Air側のMac OS Xからみると、あたかも物理ドライブとしてCD/DVDドライブを認識できるところです。これにより、Remote Diskからのディスク起動による、OSのインストールや、CDからのインストールを必要とするアプリケーションなども問題なく対応できます。使い方としては、付属のOS Xインストールディスクから、共有したいドライブのあるパソコンにソフトをインストールします。Macであれば、システム環境設定の共有設定にドライブの共有設定が追加されるので、チェックボックスをオンにするだけ。あとは、Bonjour経由で共有されたドライブが自動的に認識されるという仕組みです。従来であれば、ゼロスピンドルPCには、外付けドライブを付属したり、別売りを買わざる得なくなり割高になったりするのですが、Airでは、このような、ソフト的な解決法を提供することは、コスト的に助かるだけでなく、本気でCD/DVDをレガシーインターフェイスにしてやろうというAppleの意気込みすら感じられる気がしました。

DSC_0052.JPG

もちろん注目の的はMacBook Air!!

DSC_0018.JPG

このバイオのちょうど半分くらいの薄さで、実際見ると、かなりインパクトのある薄さでした。

DSC_0024.JPG

なにげにうれしいのが、大幅に小型化されたACアダプタ。だいたいiPodのACアダプタくらいのサイズです。

DSC_0074.JPG

試しに従来のACアダプタを刺してみたところ、コネクタ形状的には問題なく刺さるんですが、下にスペースが無く、なにか下敷きを敷かないと使えない状態に。でも、いざというときにMacBookの人からACが借りられるという安心感があるのは、大きなメリット。ただ、むしろAirのACの小ささが魅力なので、既存のMacBook/MacBookProユーザーもAirのACアダプタが欲しくなっちゃうかも(もちろん電源容量とか違うので、全く同じようにはつかえません。あしからず)

DSC_0045.JPG

初台にある、オペラシティー32F。アップル本社からの新宿の景色です。

DSC_0027.JPG

もう一つ、一番気になっていたのが熱問題。今回、1時間程度の自由時間の中で、皆さんが弄った後、帰り際に温度チェックをしてみました。まず、全面にバッテリーが敷かれているというパームレスト部分については、全く熱を感じませんでした。キートップにおいては、ファンクションキー(特にF4,5,6)辺りに、少しぬくもりを感じる程度で、裏面も同様に、ファンクションキーの裏側辺りが、すこし暖かい程度でした。本格的に使い倒してみないとほんとのところはわかりませんが、クロックスピードも低いので、MacBookより発熱することはないだろうと考えれば、ついに熱問題がクリアされるMacBookの登場じゃないかと思わせる結果でした。

DSC_0078.JPG

説明会後に、顔見知りのメンバーで軽く二次会に

ということで、懸念していた問題については、一通りクリアできた感じでした。既にマックを持っていて、二台目三台目のマックとして、持ち運び前提で考えるなら、Airは魅力的な選択肢になることは間違いないと思いました。SSD版は、過渡期で、値段がかなり割高なこともあり、マイナーチェンジを待とうという人も多いと思うのですが、なにせ、ようやくJobsが日本市場に目を向けて作った製品。これが売れないとPowerBook2400のように、また10年くらい薄型軽量ノートは出てこないことになるかもしれませんよ!また、今回Core2DuoがApple特注のPenrynなので、ある程度、数がさばけるまで、アップデートは無い気がします。また、SSD版は、パフォーマンスもバッテリーの持ちも、ほとんどHDD版と変わらないらしいです。確かにパラレルATA接続なことや、LEDバックライトなどに比べれば、HDDの消費電力の割合が小さいことを考えれば、その話も妥当な気がします。どうせ1年もすれば、容量は倍、値段は半分以下になるだろうSSDモデルよりは、HDDモデルがお買い得であることは、確かだと思います。

長文になりましたが、最後に、この素敵なイベントに招待してくださったkwmrさんに感謝です。

Apple MacBook Air 13.3/1.6GHz Core 2 Duo/2G/80G/micro-DVI/BT MB003J/A
アップルコンピュータ (2008/02/15)
売り上げランキング: 543


このエントリーをはてなブックマークに追加
comments powered by Disqus