Android Phone At I/O
Posted by drikin on 2009年5月28日 02:24
本日開催されたGoogle developer conference Google I/Oの基調講演にて、さり気なく、ものすごい気前の良い発表がされました。というのも、参加者全員に、新しいAndroidの開発機を配布するという発表です。早期登録者なら、参加費$300のイベントなので、これだけで、元が取れて、さらにお釣がくるんじゃないかという気前の良さに、Googleの本気度が感じられますが、早速手に入れた新しいAndroid Phoneの写真をアップしておきます。
ものはこれ。先日Docomoから発表された、日本でのAndroid携帯第一弾と同じHTC製のMagicベースと思われます。
ちなみに、本体は、SIMがUnlockされているだけでなく、30日間のフリーでパケット通信できるT-MobileのSIMも同梱されています。(どんだけ気前が良いんだ)
内容物はこんな感じ。パッケージからマニュアルに至るまでI/O仕様になっています。
本体裏面にもI/Oプリント
更には、起動画面もI/Oオリジナルに!
並々ならぬGoogleの本気度と、実際にこれだけの実機を配ったので、いやでもアプリ開発は促進されそうな予感ですが、個人的には、HTCの初代Android端末G1との違いが気になるところ。
HTCの公式サイトでスペックを調べてみると
今回の新しいやつがHTC - Products - HTC Magic - Specification
G1がHTC - Products - HTC Dream - Specification
一目見てわかる違いは、メモリ容量。RAMが100MB近く増えてます。CPUに関しては、クロックは一緒。微妙に型番が違うのですが、MSM7201AとMSM7200Aの違いは、CMOSのサイズで、G1が65nm、Magicが90nmと、実は、今回の新しいやつの方が、サイズは大きくなってるみたいです。その分コストが下がってたりするのでしょうか?
まだ、開けてみて第一印象だけですが、初代G1と比べてみて、クロックは一緒なので、劇的なパフォーマンスの違いなどは感じられませんが、メモリ増強の影響は大きく、Webブラウジングや、通常の操作も、明らかに快適になってる気がします。iPhoneでも痛感しますが、やっぱり、今時、クロック以上にメモリ、メモリ、メモリなんですかね。
あと、G1では、かなーり実用的でなかったバッテリー寿命も、今回は良さげな予感がします。ここら辺は、使い込んでみないと何ともですが、iPhoneより一回り小さく、軽いし、Android1.5になってから、実用度も申し分ないので、しばらく使い込んでみようと思います。
しかし、これに刺激されて、AppleもWWDCで、新型iPhoneを全員に配ったりしてくれないですかねw。参加費は5倍くらいするんだし、、、ないかなぁー :-P
その他、写真はこちら→Android Phone At I/O - a set on Flickr