今時のMacの性能はCPUでもメモリでもなくSSDという事を改めて痛感 #ssd #macpro
Posted by drikin on 2011年5月 9日 22:59
なんだかえらい遠回りをしてようやくMacProのSSD化に成功しました。
OWC Mercury Extreme Pro SSD Serial ATA 2.5" Solid State Drives using High Performance SandForce Processor solution
というのも選んだSSDはUSの秋葉館という感じのパーツの老舗メーカーOWCブランドの高速SSDだったんですが、クオリティ重視のお店だと思って購入したらいきなりの初期不良->交換という罠で結局最初に注文してから交換まで丸2週間以上かかってしまった。
しかし流石にOWC。MacProの取り付け用のマウント金具とセット販売がありこれを使うとHDDスロットを消費する事なく光学ドライブの空きスペースにSSDを増設できるのは素晴らしい限り。
そもそもの交換の動機はMacProがあり得ないほど重くなってしまったから。2008年モデルのMacProですが、8Coreだしメモリだって10GB積んでるし今時のちょっとした最新Macにも負けないパフォーマンスを持ってるはずなのに、起動には10分かかるどころかXcodeの起動でも控えめに見積もっても5分コース。
原因はHDDx2でシステム標準のソフトウェアRAID0を組んだせいだと思われます。最初は非常に快適だったんですが時が経つにつれてフラグメンテーションが起きてどんどんパフォーマンスが悪化してきたと思われる。
しかもソフトウェアRAID組んでると標準のディスクユーティリティはおろかサードパーティのディスクツール系でもデフラグやドライブの修復が行えないし、システムのソフトウェアRAIDは使うもんじゃないですね。
ちなみにOWCのSSDはかなり性能も売りにしていてスピードも速いし速度低下を抑える仕組みも優秀らしい。この速度低下を抑えるってのがTRIMの事をさしてるのかイマイチWebではわからないのですが、現状MacはサードパーティSSDドライブのTRIMはサポートしていないのでハード自体にシステムのドライバに関係なくTRIM的なことをする仕組みが入ってるのかなぁ?
とりあえず僕の場合はMacBook Pro17で使ってるIntel SSDにTrim EnablerでTRIM有効にしてしばらく使っていて問題なく調子良くなったので、MacProでも迷わずTRIM有効にしちゃいました。
一応TRIMの有り無しでベンチマークテストした結果も載せておきます。流石に購入直後ではTRIMの有無による性能差は誤差程度ですかね。
(上がTRIMなし、下がTRIM有りの結果です。)
ちなみに僕のMacProでは対応してませんが最新のiMacなどSATA 6Gbpsに対応したドライブ用にOWCは新しいSSDを発売していて、これだと今回買ったSSDにさらに倍、500MB/sというとんでもない転送速度が出るらしい。僕の買ったモデルのSSDでも速いと評判のMacBook AirのSSDより高速なはずで、そのさらに倍速なスピードってどんな世界なんだろう。未知数すぎる。
という事で、SSDに交換したらMacProが改めて僕の最速Macの座に返り咲きました。本当今時はCPUよりメモリよりSSDという事を痛感しました。
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