Acer版Chromebook開封さらっとレビュー
といっても、実際にはこのChromebookは僕が買ったのではなく、同僚が
購入したものを開封ままならぬ状態から奪ってレビューので、
あくまでも/どこまでも簡易開封レポートであることはあしからず。
詳しいレビューは実際に購入したTaro Muraoka先生の↓記事を参考にしてください!
でもって開封直後の図。Samsung版はSamsungロゴとChromeロゴのダブルネームで
賑やかな感じに比べると、かなり地味な感じ。
一応重ねてみると、一回り小さいのがわかると思います。
ちょっと間が開いてしまったので、重さとか細かい感覚を忘れかけてますが、
当たり前ですが、Samsung版よりは確実に軽いです。
Acer, Samsung関係なく初回起動でアップデートが走ります。
左パームレスト下にインジゲータ系のランプが配置
キーボードとトラックパッドはSamsungに比べても更に安っぽい感じかな。
特にどちらも押し込んだかんじがペコペコする感覚に好き嫌いがありそう。
Samsungのトラックパッドは、開発版のOSに切り替える前は、まともに操作できない
ほどのひどい反応でしたが、Acer版は最初から反応は悪くない感じでした。
Samsung版もOSのアップデート(ドライバの更新?)で改善されたので、
ここら辺はベンダーの作り込み具合にも関わってくると考えると、Acerのほうが
やっぱりこの手のネットブックデバイスでは一日の長がある感じですかね?
キータッチは、僕はあまり気にならなかったけど、Samsungのキータッチのほうが
良いのは確かでした。
初回アップデート直後のバージョンは12系
開封直後でも、いきなりバッテリーで長時間使用ができるあたりは流石。
右サイドに電源とUSB
左サイドには通常のHDMI端子とUSBと音声入出力。
Samsungがmini VGAポートアダプタ経由VGA出力だったのに比べると、
ここはAcerの大きなアドバンテージ。 アダプタもなくHDMI経由デジタルで
外部出力できるなら使い道があるきがする。
(逆に言うと今時VGAとかで外部出力したくない)
更に左サイド手前にはSDカードスロットが。
このSDスロットもSamsung版は単純なスロットで、ダミーのSDもどきが
刺さってるだけですが、Acer版は押しこんでロックされるタイプの機構。
細かいところですが、こういうところも好感が持てます。
あと、ちょっとオモシロイと思ったのが電源。
壁側に差すコンセント部分がアタッチメントになっていて各国のプラグに対応してます。
こちらは、本体側に差す電源プラグ。
Samsungはかなり珍しい極細のACプラグだったのに比べると、普通サイズな感じ。
最後にネットで拾ってきたSamsung版との比較チャート
Google I/Oでの発表直後のみんなの反応は、自分も含めてSamsung版が
フラグシップで、Acerは廉価版という印象だったのですが、
実際に蓋を開けてみると、Acerのほうが全般的に高評価のようです。
実際にスペックを比較してみると、殆ど変わらないどころか、
$80も安い上に小さくて軽い。そしてHDMI装備。
画面解像度も一見液晶サイズの大きいSamsungのほうが広いと
思いきや、縦の解像度は少ないものの画素数ではAcerが微妙に上回ってます。
そして個人的には、一番重要かつ声を大にして言いたいのが液晶の品質。
現状のChromebookの利用頻度が落ちてる最大の理由は、Samsung版の
液晶品質が悪すぎ。安いパネルを小細工して綺麗に見せようとしてるのか
コントラストが極端でまともに色を判断できない。
個人的に写真を重視してブログを書きたい自分としては、
どの写真が綺麗に撮れてるのか判断に困るレベルで、
Eye-FiからFlickrへのアップロードからブログ更新という一連作業を
Chromebookで行うのが困難なレベルでした。
一方のAcerはというとお世辞にも超綺麗とはいいませんが、
価格帯を考慮しても十分実用に耐える品質。
Samsung→Acerへの乗り換えを真剣に悩んだレベル
(結局Macbook Air 11inchを買ってしまったけどw)
あと、気になるバッテリーについては、どうもSamsung表記と
Acer表記で基準が違うらしくて、実際にはそれほど違いなくAcer版も
十分にバッテリーが持つ様子。
Chromebookのバッテリー持続は、ほんとに優秀なので問題なさそう。
ということで、一応両モデルを使い比べた感じでは、現状のChromebook
選択の二択で考慮するなら僕としては断然Acer版をお勧めします。
Samsungを進める理由がほとんど見当たらない。。。
パフォーマンスもV8のベンチマークとか比べてみましたが、
誤差レベルの差しかなく性能は変わらない感じでした。
ただ、くどいですが、現状Chromebookに対する不満って、ほとんど
ハードウェアに終始していて、個人的には二世代目のハードを待つのが
正解な気がします。ぜひVAIOブランドで!!(しつこいw)