NEX-7の秘密兵器 αレンズをフル機能でマウントできる最新レンズアダプタ LA-EA2
初代NEX発売時からαマウントレンズをNEXに装着する純正アダプタは発売されていて持っていたのですが、これはNEX-7発表時に同時に発表された二世代目のレンズアダプタです。
初代レンズアダプタもアダプタなのにファームウェアアップデートで機能が強化されたりして驚きだったのですが、二世代目はもっと劇的な進化を遂げています。
この開封時の注意書きがその進化を物語っているのですが、なんとこのアダプターには内部に半透明ミラーが装備されているのです。なので、この注意書きはアダプター内部に指を突っ込んじゃダメよという警告です。
中には厳重に保護されたアダプターが専用ケースに入れられてました。
専用ケースを開けるとアダプターご対面。なんかゴツイですw
そしてアダプター本体にも駄目押しのように再度指入れないでねという警告が!
どういうことかと言うと、従来のαマウントアダプタでもマニュアル撮影だけでなくオートフォーカスにも対応していましたが、お世辞にも実用的とは言えないオートフォーカス機能でフォーカスを合わせるのに冗談抜きで5秒とかそういうオーダーの時間がかかってました。
これは遅すぎて使い物にならずNEX-5のマニュアルフォーカスアシストが優秀だったこともありもっぱらマニュアルフォーカスで撮影していました。
アダプター上部にはTranslucentの文字が自己主張してます。持っているαマウントのレンズはDT 2.8/30 MACRO SAMというその名の通りマクロレンズ一本なので物撮りのマクロ撮影時にならマニュアルフォーカスでもあまり不便がなく使うとはできてました。逆にそれ以外の用途では利用が難しかったのです。
しかしこの新型のマウンタは内部に半透明ミラーを装備することでα65やα77のような半透明ミラーカメラと同等の性能になります。乱暴な言い方をすればNEX-7がα65(3点クロス15点AFセンサーカメラ)に変身してしまうようなものです。
実際NEX-7とα65ではセンサー部分に大きな機能差は無く大袈裟ではない話なのです。
アダプタの中に半透明のミラーがあるのが↑この写真からわかりますかね?
旧レンズアダプタと並べてみるとかなりサイズも違うことがわかります。
このアダプタを使うとオートフォーカスが標準のEマウントレンズと同等に機能するようになります。半透明ミラーのα一眼レフを使ったことがないのでどの位性能差があるのかは正確には比較できませんが、少なくとも違和感無く高速にフォーカス合わせることが出来ます。
という事でここ数日のブログエントリの写真はNEX-7+LE-EA2+30mmマクロという組み合わせで違和感無く街中のスナップ撮影を行ってました。
実際にNEX-7に装着するとこんな感じ。かなり迫力はありますw こんなアダプタの着ける位ならα65買った方がいいじゃんというツッコミも同意できますが、それでもまだNEX-7にサイズ的なアドバンテージがありますし現状Eマウントレンズの選択肢が少ない事や将来のαへのステップアップを考えた時の資産としてもレンズが流用できるのでまさに秘密兵器と言っても過言ではないです。
昔のPowerBook Duoみたいにドッキングステーションでデスクトップに早変わり的な機能アップができるってのは嫌いじゃないです。 NEX-7どこまでも素晴らしいカメラです!
ちなみにこのアダプタはNEX-7以外のNEXシリーズでも利用できます。
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