Drift Diary XV

[カメラ] 待望のDxOアップデート、NEX-7対応版が配信されました

Posted by drikin on 2012年2月23日 00:30

いやぁ待った長かった。待望のDxO最新アップデートが遂にNEX-7に対応しました。 DxOとは以前にも紹介した凄すぎるRAW現像アプリ

言うなればApertureとかLightroomと同じジャンルのアプリケーションなのですが、DxOはひたすら画像の現像・最適化に注力したソフトという意味で、これらのアプリとちょっと毛色が違います。

カメラとレンズの組み合わせデータをひたすら収集してカメラ+レンズの特徴ごとに最適な補正を自動で行ってくれます。実際に上の写真がDxOで現像した画像のサンプルですが、写真にマウスオーバーするとオリジナルの写真を見ることができます。

補正は基本的に全自動。上の写真ではホワイトバランスだけカップケーキのお皿部分をクリックして手動で補正しました。レンズのゆがみや四隅の暗さ、ホワイトバランスなどがいかに修正されてるのがわかると思います。

以前紹介したときはバージョンが6で、性能は十分だったのですが一枚に1分くらい処理時間がかかり、100枚編集しようと思ったら、ちょっとした動画のエンコードより時間がかかる状態で流石に誰にでもお勧めするには気が引ける感じでした。

バージョン7で劇的に処理時間が短くなったので、長くても一枚数十秒で最適化できます。得られる画質と時間を考えてもかなりリーズナブルな状態になったと思います。

最適化も賢くなって素人が下手に手動補正するより全自動の方が綺麗なので、上の写真のように手動で修正してもホワイトバランス調整くらい。あとは全自動最適化→Flickrアップロードまで行ってくれるので、ちょっと時間のかかるFlickrアップローダと思えばそんなに手間もかかりません。

今月頭にメキシコのカンクンにバケーションに行ったのですが、今までDxOのアップデート待ちでNEX-7の写真を現像できなかったので、明日からちょこちょこ旅行ネタもアップしようと思ってます。

去年末の$99セールが終わってしまったので、今はちょっとお高い($169)ですが、それでもソフトウェアだけでワンランク上のカメラを購入したような性能を得られるので、興味があったら無料体験版を試してみてください。

DxO Optics Pro - ソフトウェア紹介

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