Safariの弱点を克服するユーティリティ Nitro Memory Cleanerを話題のGumroadで販売中
MacでブラウザといえばやっぱりSafari。AppleがMacというプラットフォームに最大限に最適化して開発しているブラウザだけにシンプルながら十分な機能と、滑らかなスクロールや、戻る進む時のアニメーションなど体感的に感じられる気持ち良さが最高なのですが、最大の欠点はメモリーを大量に消費すること。
そんなSafari大好きっ子な人の悩みを解決するユーティリティを開発しました。その名も「Nitro Memory Cleaner」
NitroとはSafariが搭載するJavaScriptエンジンの名前で、そこから名前を頂いたりしてます。
まずは機能説明の動画をご覧下さい。
Safariは長く利用すればするほどメモリーをどんどん消費してパフォーマンスが落ちていくので、大量にタブを開いたり長期間Macを再起動無しに使っていたりするとどんどん重くなっていくと思います。
そんな時、やむを得ずSafariを再起動しているユーザーも多いのではないでしょうか?
メモリーは開放したいけど、開いてるタブの状態は残したいとか、再起動が面倒くさいという時に役に立つのがこのアプリケーションです。
Nitro Memory Cleanerを起動すると↓の用に画面上部のメニューバー部分に丸いアイコンが現れそこからSafariのメモリー使用状況を確認したり、メモリーを開放したりすることができます。
使い方は非常に簡単で、メモリーを沢山使ってきたなと感じたら↑のアイコンをクリックしてメニューからClean Memory Nowを選択するだけ。これで現在前面で開いているタブ以外の裏に回っているサイトのメモリが全て解放され、起動直後のようなパフォーマンスを回復します。
(裏に回っているタブの内容は前面に戻った時に再読み込みされます。)
Preference...メニューからは、Safariで利用したいメモリー量を設定することも出来、設定したメモリ量に対して、実際にどのくらいメモリが消費されているのか、アイコンからすぐに確認することができます。
また、Enable Auto Memory Cleaningを有効にすると、設定したメモリー使用量以上のメモリーを消費しようとした時に、自動的にメモリーを開放してくれます。
(ブログの編集など、フォームで文字入力などを行なっている時は自動開放するとフォーム内容を失う可能性があるので停止しておくことをお勧めします。)
ということで、非常にシンプルなツールながら、Safariのパフォーマンスを常に最大限に維持できるツールとして便利だと思います。
またFlashなどを利用したページを沢山開いた後でSafariが重くなったなと感じた時にもCleaningを実行するとパフォーマンスが回復することがあります。
ということでアプリは今話題のGumroadから300円で購入することができます。
注意) Mountain Lion(Safari 6)には対応していません。
注意)
- フォームなどで編集中の文章などがあるときに、メモリー開放時を行うとフォームの入力内容を失うことがあるので注意してください。
- 開放時に前面で開いているタブもリロードされますがこれは正しい動作です。
- メモリーが解放された裏のタブは次に前面に戻るまで再読み込みされないので、バックグラウンドで動作を期待するようなサイトでは不具合を生じる可能性があります。
- メモリー使用量が多くなくても、動作が重いなと思った時にはCleaningを実行するとパフォーマンスが回復することがあります。
- Gumroadでの販売は実験的なものです。今後販売を停止する可能性もありますが一度ダウンロードしたアプリは継続して利用できます。