Drift Diary XV

LG製ディスプレイを引いてしまったMacBookユーザーの心得

Posted by drikin on 2013年2月22日 09:32

新旧MacBookAir灼熱対決

最近ますます一眼レフのRAW現像にハマってるんですが、いつも気になっていたのがディスプレイ環境による色味の違い。できることなら「全員Retina iPadで見てね」と言いたいけど、結局手間隙かけて現像しても、見てる人のディスプレイ環境が悪かったら綺麗に見てもらえないので悩ましいなとか考えてたのですが、そもそも自分の現像してる環境(\MacBookAir11\)のディスプレイがまともな色を再現してるのかな?とふと気になったのでググってみたら衝撃を受けました。

というのも最近のMacBookのディスプレイは主に\Samsung\と\LG\が提供しているらしいのですが、LG製のディスプレイを引いてしまうと色味が悪いみたいです。(逆にSamsungは補正が不要らしい。)

実際に購入時にディスプレイメーカーを指定できないので、当たり外れで性能が変わるのが悲しいところですが、不幸中の幸い、OSXにはディスプレイのキャリブレーション機能が備わってるので、補正すればかなり改善されるとのこと。

実際に自分のMacBookのディスプレイメーカを調べるにはターミナルを起動して↓のコマンドを入力してみてください。

ioreg -lw0 | grep IODisplayEDID | sed "/[^<]*</s///" | xxd -p -r | strings -6


そうすると

LP116WH4-TJA3
Color LCD


みたいな結果が表示されます。この時一行目の結果がLPではじまってなければSamsung製で当たりとのこと。

ご覧のように僕の結果はLP116WH4-TJA3でLG製確定(涙)

ショックは隠しきれませんが、諦めずに"LP116WH4-TJA3 icc"とかでググってみてください。

他の人が補正してくれたカラープロファイルがたくさん見つかると思います。

僕はここのページに合ったLP116WH4-TJA3用のプロファイルをダウンロードして適応してみました。

(適応方法はダウンロードしたiccファイルを/Library/ColorSync/Profiles/Display/下にコピーして環境設定のディスプレイで選択出来ます。)

いままで、標準のディスプレイの色味は、かなり青みがかった寒色系だったので、ちょっとまだ違和感がありますが、確かに補正された気がします。

ただ、どこまでも自分の目はあてにならないので、今時1万円くらいでもそこそこの補正ができるみたいだし、今度はディスプレイキャリブレーションに挑戦したいと思います。

追記)

ちょっと誤解を招く表現だったので、Twitterでも議論が盛り上がってしまったので、少し補足させてください。

ここではあくまでも「LG製ディスプレイはSamsung製より色が悪いらしい」、「カラープロファイルで補正する手段はある」、「補正プロファイルがダウンロードできる」という事をお伝えしたかったので、ダウンロードしたプロファイルで完全に補正されるという意図ではありません。画面の色補正は、その人が画面を見てる環境や明かりなどにも作用されて、ディスプレイ毎に一つの補正ファイルで対応できるのではないので、最終的には、↓のようなハードウェアキャリブレーション機材で個別に補正するのが正しいです。個人的には、ダウンロードしたプロファイルでも、補正された感は実感できたと思っていますが、近日中にちゃんとハードウェアキャリブレーションして比較してみますね。

追記2)

その後TwitterでここのサイトのCustomMacRumors.iccが良いとの情報を頂いたので、現在はこっちを利用中。かなり寒色系に戻ったけど標準よりコントラストがでた。しかしどこまでも何が正解なのかわからないからキャリブレーション機材がほしい。。。

追記3)

@hirataさんがRetina MacBookPro用のコマンドを教えてくれました。Retina機お使いの人は以下のコマンドをお試しください!

ioreg -lw0 | grep \"EDID\" | sed "/[^<]*</s///" | xxd -p -r | strings -6

Posted from Drift Writer on my iPad

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