爆速リモートデスクトップSplashtop 2でMacとの付き合い方が変った!
iPhoneやiPadの登場により、パソコンとの付き合い方が変ってきて久しいですが、リモートデスクトップアプリの進化が素晴しくて、最近はリモートデスクトップにより更にパソコンとの付き合い方が変ってきました。
そんな色々なリモートデスクトップアプリを試してる今日この頃ですが、今一番気に入ってるリモートデスクトップアプリがSplashtop 2です。
このアプリが素晴らしいのはとにかく速いこと。もうWiFi環境とかならiPadでOS Xが動いてるんじゃないかって感じでさくさく動くし、3Gとかの回線でも十分実用的に操作出来ます。
もうこのスピードを一度味わってしまったら外のリモートデスクトップアプリは使えないってくらい気に入ってるので、今日はこのSplashtop 2を紹介したいと思います。
通常、MacをiPhone/iPadなどからリモートでコントロールするには、Apple純正のApple Remote DesktopやVNC互換のリモートデスクトップアプリを利用すると思うのですが、Splashtop 2は独自のプロトコルを利用したリモートデスクトップアプリです。
なので、まずはリモートからコントロールしたいMacやWindowsに、本家ホームページからStreamerという常駐アプリをインストールする必要があります。Macの場合だと、画面右上のステータスバーに常駐するタイプのアプリケーションです。
後は指示に従ってSplashtopアカウントを作成してログインするだけ。
Mac側はこれだけで準備OK。
次はコントロールしたいクライアントにアプリをインストール。先に作ったアカウントでログインすると、Streamerをインストールしたマシンのリストが表れます。
そしたら表示されたリストから操作したいマシンを選ぶだけで、iPadなどからMacなどのPCをコントロールすることができます。
Splashtop 2は基本的に無料で利用することができるので、まずは無料でお試しすることをオススメしますが、月額課金することで追加の機能を拡張することができます。
iPadでは追加機能は二種類あって
1. 家の外など外のネットワークからでもルーターを越えいつでもリモート・コントロールできる機能
2. 独自のカスタマイズボタンやゲームコントローラを有効にする機能
です。
1.に関してはSplashtop 2が気に入ったら基本的に追加すると思うので実質有料アプリといえると思います。家のパソコンがルーターなどの先に繋がっていても、特にネットワークの設定などする必要がなくどこからでもコントロールできるようになるのでかなり便利というか必須な感じ。
2.に関しては、僕も最初は購入を控えてましたが、結局購入してみてかなり気に入っているというか、これのお陰で更に一層リモート操作の生産性が上がったのでこちらもオススメの機能です。
例えば一般的にiPadからリモートデスクトップでMacを操作しようと思った時に困る操作の一つが日本語と英語の入力切替。
もちろんSplashtop 2のソフトウェアキーボードにはcommandやCtrlキーなどiOS標準に備えていないキーを追加でサポートしてますが、やっぱりソフトウェアキーボードでcommand+spaceとかで入力切り替えするのはちょっと面倒。そんな時、このカスタマイズ機能を利用すると、画面上の任意の場所にcommand+spaceキーを配置することができます。一度カスタマイズしてしまえばあとはその画面上のボタンをシングルタップするだけでMac側の入力モードを切り替えられます。
同じように、僕の場合、一画面分上下スクロールするためのPage Up/Downボタンなども画面上に配置してるので、Skypeなどの操作も快適。更にはホイールスクロール機能とかもあって、Macに欲しいくらい便利。下手にiPadで頑張ってSkype常駐させておくくらいならSplashtop 2経由でチャットしたほうが快適なくらいです。
更にSplashtop 2の素晴らしいところはMac側の日本語入力でもiOS側の日本語入力でもちゃんと文字入力ができること。意外とこういう地味な部分でイライラするリモートデスクトップアプリも多かったので嬉しいです。
最後に一点、これはSplashtop 2ならではの特徴というか、癖のある部分でもあるんですが、Splashtop 2の最大の特徴でもある高速なリモートデスクトップを実現するために、デフォルトの設定ではリモートコントロール時にクライアント側の解像度にリモート側の画面解像度が変更されます。
どういうことかというとiPadとかの場合、1024x768解像度のディスプレイにリサイズされます。最初、この仕様がちょっと苦手で、設定でリモート側の解像度を優先するように変更してたりもしたのですが、しばらく使ってみると実はこれが大正解な気がしてます。
iPadくらいの解像度があれば、実は大抵の作業は1024x768でも問題ないし、無駄にリサイズする必要がないのは操作性能向上に一役買ってます。そして何よりも速い。
iPad+ハードウェアキーボードでMacをリモートコントロールしてたら、もうあたかもiPadでネイティブにOSXが動いてる気分ですよ。むしろタッチパネル操作できる分進化してる!
ちょっとした開発なら十分できるし、Macを直接操作する時間がすごく減った。重い作業をさせても、iPad側のCPU性能はそんなに必要がないからiPad側の負荷も減るしほんといいこと尽くめなんですよね。
ちなみに、このSplashtop 2は、もちろんMac用のクライアントもあって、Macから別のMacをリモートコントロールすることもできます。全画面で別マックをコントロールしてると、ほんと今自分がどのMacをコントロールしてるのかわからなくなるくらいよく動きます。こうなってくるとAir11インチが更に活きてくるんですよね。重い処理は11インチAirからMacProに繋いで操作すると快適快適。
ApertureでRAW画像の編集まで出来るようになったら完璧だけど、それにはもうちょっと解像度とパフォーマンスが必要かな。
でもホント2013年になってようやく、シンクライアントというかクラウドコンピュータが一気に現実化してきそうな気分です。
とりあえず無料でお試しできるので、興味があったらぜひお試ししてみてください。ハマると結構世界が変わると思います。僕は変わりました。
ということで、最近は最速リモートデスクトップアプリを探すのが趣味になりかけているので、もっと速いアプリあるよ!とか情報があればぜひ教えて下さい!
Posted from Drift Writer on my iPad mini