開封レビュー - Kindle PaperWhite 2013モデル
2014年最初のガジェットレビューはKindle PaperWhite 2013年モデルのWiFi版です。発売自体は去年の年末10月頃だったので、目新しいガジェットではないのですが、最近Kindle PaperWhiteを見直していて2012年モデルの利用率が上がっていたので、ちょっとでも快適なモデルが欲しくなりアップグレードしちゃいました。 (Thanks!> @miyagawa)
なぜ買い替えたのか?
実は2012年モデルと2013年モデルではカタログスペック上の大きな差は見られません。E Ink液晶の解像度も同じだし、デバイスのサイズや見た目もほとんど違いが見られません。Jellyなどで「2012年モデル持ってるけど2013年モデルに買い換える価値があるか」みたいな質問してみても誰からおすすめされなかったのですが、それでも買い替えた理由は、カタログスペックは同じでも、コントラストの上がったディスプレイと、パフォーマンス向上によるページめくりなどの処理速度の向上に興味があったからです。
なぜまたPaperWhite使い出したのか?
そもそも、なぜ最近になってまたPaperWhiteを使い出したのかという理由も少し触れておきたいと思います。実際、ちょっと前までもうE Inkデバイスはオワコン。Kindle読むならiPadでいいじゃんと主張してました。実際iPad Airがあれば大抵のケースは問題ないのですが、主に2つのシチュエーションにおいてPaperWhiteの必要性を感じてます。
- 寝る前のベットの中での読書
- 風呂の中での読書
1.は特に個人的に重要で、寝る直前まであのガンガン明るいiPadの液晶を見続けるのはどうも睡眠にも目にも良くなさそう。かと言って暗い寝室で更にiPadの液晶も暗くすると更に目に悪そう。PaperWhiteでバックライト暗めに設定するといい感じに読書が楽しめます。寝る前の30分位はネットから隔離して読書に集中するというのも良い睡眠への導入として悪くないアイディアじゃないかと思ってます。最近このスタイルがお気に入り。
2.はiPadでもいいんですが、やっぱりPaperWhiteは軽いしチープ感が気を使わなくていいです。
ここら辺の心境の変化についてはbackspace.fmでもちょっと話したりしてます。
ということで大変前置きが長くなってしまいましたが、そんなこんなでPaperWhiteの稼働率が上がってきたので、機種変更を決意しました。
開封の儀
ということでようやくの開封レポートです。
じゃじゃーん。ボックスは2012モデルと違いわからず。この一度開けると閉じれないパッケージちょっと苦手。パッケージは捨てろってことなのかねw
でもってマニュアルは2冊の冊子にみえて、他言語化されてるから冊子なだけで、各言語ごとの説明は見開き一枚づつのみ。
内容物も至ってシンプル。USBのACアダプタすら別売りです。
初回起動直後の画面。バッテリーは8時間ではなく8週間ですよ!確かに2012年モデルと比べて白さが違う!
左が2013年モデル。右が2012年モデル。違いは背面のロゴがKindleからAmazonに変わったくらいしか見つけられない。
外見の違いはほとんどないのと違って、なにげにソフトウェアはちょいちょい違いが。最初に見つけたのが単語帳機能。なんでも辞書で調べた単語を自動的に登録してあとで見なおしたりその名の通り単語帳として暗記に使えたり出来るらしい!これは洋書を読むのに良さそう。
以下左が新型。右が旧型と思って比べてみてください。ご覧のとおりメニュー構成も地味に違う。
読書中のメニュー表示も地味に変わってて、この画面下部にある読書ナビゲーションツールバーがなにげに良さげ。ページを移動せずに画面上の小画面で別ページを閲覧することができます。リファレンス系の読み物だとちょいちょいページを行き来することがあってそのたびにページ移動が面倒に感じることがあったけど、これがあれば便利になるかな?
僕の場合、読書と言ってもコミックを読むことが多いのですがw コミックに関してはページ送り速度の向上が確実に体感できますね。体感的には3倍位速くなった感じ。これは買い替えた価値があったなと満足できるポイント。テキスト主体な書籍だとここまで体感差はないんですが、画像ベースなコミックでは処理速度の向上が顕著ってかんじですね。
更に、コントラストの向上についても、この写真でお伝え出来てるかわかりませんが、確実に見やすくなってます。コミックとか細かい字がかなり読みやすくなりました。
パフォーマンス向上とコントラスト向上は地味ながら最も体感できる部分なので個人的には十分な満足度です。
やっぱりページ送りが速いのは素晴らしいですよ。感覚的には旧モデルではタップして一息置いて次のページに切り替わる感じだったのが、新モデルではタップして指を話した瞬間にページが切り替わる感じ。
@miyagawa のブログで動画によるページ送りの違いを検証しているのでこちらも参考になると思います。
最近すっかり落ち着いて本を読むという体験が減ってましたが、やっぱり読書は楽しいなぁ。専用デバイスの良さを実感してる今日このごろです。