Drift Diary XV

レビュー - 腱鞘炎軽減に3Mのエルゴノミクスマウスを導入しました

Posted by drikin on 2014年2月12日 18:12

3M Mouse

腱鞘炎はもう10年以上付き合で、持病とも言うべき病気です。普段は痛みがひどくならないようごまかしごまかし使ってるのですが、ちょっと調子乗ってキーボードを使いすぎると腕が全体がだるくなって文字を入力すだけでなく、普段の生活の上でも、何をするにしてもだるくてやる気が出ないという状態になります。ここ数週間は特に痛みがひどい感じでブログを書くのもかなり厳しい状態が続いてました。

3M Mouse

そんな話を職場の同僚であるKenji Hayashiさん(実は@nobiさんの従兄弟!!)に立ち話で話したところすごい情報教えていただきました。

3M Mouse

それがこの3Mのエルゴノミクスマウスです。

見た目がかなり特殊で、ゲームスティックのような形をしていますが、れっきとしたマウスです。一見ジョイスティックのようにマウスを操作するように見えますが、スティック部分は単に手を添えるだけで、実際のセンサーは通常のマウスと同じで本体底部にあります。

Kenjiさんはもともと映画のグラフィックスなどを作成するデザイン会社に勤めていたので、同僚のデザイナーさんにも腱鞘炎に悩まされていた同僚が多かったそうです。そんなスタジオでこのマウスが評判が高かったという話を聞いて僕も速攻Amazonで注文しました。

実際、映画マトリックスで、タコの触手のようなCGを制作していたデザイナーは、一日中マウスを使っていて、腱鞘炎に悩まされていたそうですが、このマウスに変えてからかなり調子が良くなったそうです。

3M Mouse

今日は買ってから1週間ちょっと経過したので、現状の感想を紹介したいと思います。

まず見た目にかなり圧倒されてしまいますが、実際に箱から取り出して使ってみると、慣れるという必要ほとんどない感じで、すぐ違和感なく使えるようになると思います。また触った瞬間から手首の負担が少ないことを実感することができます。

3M Mouse

このジョイスティック形状が手首や肘の角度を固定してくれるので、マウス操作時の腕の感覚がかなり楽になります。

3M Mouse

アマゾンのレビューなどでもコメントがされてますが、最大にして唯一の問題は、マウスホイールがないことです。ただ実際にはホイール操作自体がかなり負担になると思うので、意図的にホイールを付けなかったんじゃないかと想像してます。今時のOS Xなどはスクロールバーによるスクロールとかはおまけ程度で、スクロールバーのサイズもどんどん狭くなってきているのでちょっと最初は厳しい感じでしたが、スペースキーによるスクロールなども併用して今はあまり気にならなくなってきました。

ボタンに関しては3ボタンマウスになっていて、親指のグリップ部分に左右クリック。グリップ部分に真ん中ボタンクリックが割り当てられています。

親指によるクリック感が非常に心地感じで、かなり指の負担を軽減しているのが実感できます。

何でもこのマウスの形状は、3Mが特許とっているらしくて、他のメーカーが同様のジョイスティック形状マウスを作るのは難しそうで、3Mもこのマウスだけは地味に生産を続けているみたいです。

マウスにはサイズバリエーションがLargeとSmallの2サイズがあって、ホームページからサイズ表を印刷して、自分の手にあったサイズを調べることができます。また無線と有線の両方のモデルがあります。僕の場合は無線版を選びました。無線はBluetoothではなく独自のドングルを使うワイアレス方式ですが個人的のこのほうが安定感があって好きです。

ただロジテックのドングルとかとは違って、USBメモリースティックみたいな形で、かなり長さのあるドングルなので、本体に刺しっぱなしにしてMacBookとかで持ち運ぶのはちょっと難しいと思います。

US Amazonで見ると50ドル程度で買えるので結構手軽な感じで買えたのですが、日本のアマゾンで見てみると結構なお値段がするのでなかなか勇気がいると思います。興味があったらお友達がアメリカに旅行するときなどにお土産にお願いすると良いかも知れません。腱鞘炎で悩まされてる人にはお勧めです。

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