Drift Diary XV

レビュー - 早速Amazon DashでAmazon Freshを使ってみた!

Posted by drikin on 2014年4月20日 05:35

Amazon DashはAmazonがUSの一部の地域でサービスを提供している生鮮食品宅配サービスAmazon Freshを便利にするためのツールとして発表されたガジェットです。

ガジェットというと普通はギークとか、あたらしもの好き向けのデバイスという感じですが、Dashに関しては、主婦とか、より一般人向け(とはいえWiFi設定とかスマフォ利用前提だけど)に作られたデバイスって感じです。

ということで、まずはDashデバイスの開封レポート。

_DSC6513.jpg

_DSC6515.jpg

もう見慣れてきたAmazonプロダクトのパッケージデザイン。共通して黒い箱に、一度開けると完全には元に戻せなくなるタイプのシールで封印されています。

_DSC6516.jpg

今回開けてみてビックリしたのは、電池がAmazon印の電池じゃない!Fire TVやFire TV Game ControllerはAmazon電池でちょっとオシャレだったのに何故?Dashに関してはデバイス料金は無料なので極限までコスト削減したのかな?(って自社ブランドよりEnergizerのほうが安いのかは謎だけど)

_DSC6520.jpg

でもってAmazon Dashのデバイスはこんな感じ。なんだろう携帯懐中電灯みたいなデザイン?

_DSC6518.jpg

黒い部分は単三の電池ボックスで、本体の約半分くらいの面積を占めてます。なんか子供の頃こんな形のお風呂で遊ぶおもちゃを持ってた様な気がするw

_DSC6522.jpg

操作部分はこの二つのボタンだけ。マイクはもちろん音声入力開始ボタンで、押している間に欲しい商品の名前などをつぶやく感じ。その下のボタンはバーコード入力ボタンです。

_DSC6521.jpg

_DSC6523.jpg

先端部分がLEDのバーコードスキャナーになっていて、ボタンを押すと↑な感じでライトが照射されるので、これで欲しい商品のバーコードを読み取ります。

_DSC6527.jpg

_DSC6528.jpg

Dashが送られてきたとき、一緒に小洒落たカタログが付属してたのですが、これをみると、どういう風にDashを使って音声入力したり、バーコードスキャンしたりするかを試せるようになってます。カタログ自体の出来も良くて、思わず何かかってしまいたくなる辺りが流石ですね。

_DSC6532.jpg

で、早速Dashを使ってAmazon Freshを使ってみたのが↑の写真。Amazon Freshは$35以上の注文をすると送料無料で配送してくれるサービスです。しかも夜注文して翌朝には届くという即時性が重視されたサービスで、時間帯指定も出来るし、受け取り方法も、手渡しか、ドアの前に放置してもらうというオプションがあります。ちょっとビックリしたのが、大抵この手の放置配送オプションを選ぶと、アパートやマンションのような集合住宅の場合、一回の受付とかポストエリアにドンと置き去りにされている事が普通なのですが、Amazon Freshの場合、アパートでも、わざわざ部屋の前まで持ってきてくれたことです。

今まで上まであがってきて届けてくれるサービスなんてみたこと無かったので、これはちょっとビックリ。なので、置き去り配送でも、家にいれば配達が来た事自体に気づきやすいというメリットもあります。

ただ、部屋の前まで持ってきて貰うと言うことは、すなわちAmazonにアパートの入り口のセキュリティーコードを渡す必要があるので、ここら辺のセキュリティーに関して、アメリカ人やアメリカの企業がどう考えているのかはちょっと気になるところです。

_DSC6533.jpg

実は今回注文したのは

  • 炭酸水 x 4
  • 水6本パック x 3
  • 野菜ジュース x 2
  • 洋梨 x 1
  • リンゴ x 1

とまずはお試しだったので、無難な商品だけ頼んでみたのですが、送られてきたパッケージは4つ!一つ一つ開けてみると、

_DSC6534.jpg

_DSC6536.jpg

冷蔵用発泡スチロールに入れられて送られてきたのはリンゴと野菜ジュース。

_DSC6537.jpg

_DSC6538.jpg

別の袋には洋梨一個だけ。

_DSC6541.jpg

更に別の袋には炭酸水x4だけ。

_DSC6542.jpg

で、最後の袋も水6パックx3だけ。

という、この配送に関して言えば、かなり無駄の多い感じの配送になってました。

きっと、商品毎に仕入れ先が違うので、商品カテゴリー毎に別パッケージになってしまうんだと思いますが、大量買いするアメリカン人カルチャーなら問題ないのかな?

_DSC6544.jpg

ちなみに、この配送用パッケージは、再利用するため、次回配送時に回収するシステムになってるみたいです。次回頼まなかったら最後の一回分は諦めるのかな?

流石のAmazon。従来のアメリカの宅配サービスでは考えられないような、玄関まで配送するというサービスを提供するも、配送パッケージに関してはかなりアメリカンな感じでしたw

このAmazon Fresh、年会費が$299(含むAmazon Prime)かかります。なので、うちのように、家族二人だったらそこまで払うくらいならスーパーに行けばいいかなって感じなのですが、小さい子供がいる家庭や、大家族だったりしたら十分$299の価値がある感じですかね。

@niw 氏の情報によると、Google Expressは現状年会費も無料で、サービスも柔軟だという話だったので、とりあえず一ヶ月のFreshお試し期間が終わったら、Google Expressも試してみようかなという今日この頃です。

ここら辺の話は今晩のbackspace.fmでも話そうと思っているので、興味ある人はぜひ聞いてください。

このエントリーをはてなブックマークに追加
comments powered by Disqus