iOS9に見るiOSの成熟感
いやぁ、帰ってきましたよ僕のアップル信仰心が笑
最近はPCをWindows10の自作PCき切り替えたり、スマホもAndroidをメインにしたり自分の人生以上の中でも最もアップルから離れた生活をしてましたがiOS9の素晴らしさにミルミル忠誠心が蘇っているドリキンです。
iOS9の何が素晴らしいかについては先日のbackspace.fm #b30(ただいま絶賛編集中)でも暑苦しく語ったのですが、要点だけはブログにも書いておきたいなとiOS9化したiPhone 5sで久々に文書を書いてます。
iOS9の素晴らしさはiOS7で大幅にデザインを見直し地道に進化させ続けた完成度の高さにあると思っています。
一つ一つの機能自体は地味なものが多いですが、細かいユーザーインターフェイスの熟成度の高さに久々にアップルの本気を見た気がしています。
中でも一番感動している機能を紹介させてください。
それはアプリ間連携機能です。
iOS9から、あるアプリから別のアプリをあたかも自分のアプリの機能のように呼び出せるAPIが追加されました。
いままでのアプリ間連携だと例えばツイッターのリンクからSafariを開くと、大袈裟なアニメーションでアプリが切り替わったことをアピールしつつ画面が遷移していましたが、新しいAPIでは、スライド式にさくっと別アプリの画面に遷移します。
この時、呼び出し元のアプリに戻るためのリンクが画面左上のステータスバーに表示されワンタップで簡単に元のアプリに戻ることができます。
実はこの機能、Androidの世界ではインテントと呼ばれる機能でAndroidの最初のバージョンからサポートされていた機能です。
インテントはAndroidの特徴であり、Androidの自由度の高さの一つの証でしたが、これがAndroidのユーザーインターフェイスの分かりにくさに繋がっていたのも事実です。
Androidのインテントは何重にも機能が呼出せる上に切り替えた時に呼び出し元を確認するUIはありません。
なのでアプリ連携がコンボされるとすぐに居場所を見失ってしまいます。
iOS9のインテントでは、左上の呼び出し元に戻るボタンと一個前にしか戻らないという制約を取り入れたことで居場所を見失わなくしてます。
更に、ここが非常に文字で伝えるのが難しいところですが、切り替えのパフォーマンスが異様に速いです。
本当にあたかも一瞬で機能を呼び出し、サクッと元に戻れるのでこの操作感に慣れてしまうと他のOSに戻れなくなる位快適です。
更にiOS9にはこの機能を活かした画期的な機能があります。
それはノーティフィケーションからのアプリ起動です。
iOS9以前は何か作業しているとき、ノーティフィケーションがきて、タップするとその通知先アプリに切り替わってました。
通知前に使ってた下のアプリに戻るにはホームボタンをダブルクリックしてアプリを切り替えるか、一旦ホーム画面に戻ってアプリを起動し直す必要がありました。
iOS9のノーティフィケーションからのアプリ切り替えはインテント呼び出しになるので、アプリの対応いかんに関わらず左上に戻るボタンが表示されます。
いままでマルチタスクが苦手だったiOSですが、これにより下手したらPC以上にスマートに効率よくタスクを切り替えられます。
僕は以前のノーティフィケーションからのアプリ切り替えがウザすぎてiPhone二台持ちを編み出し、同時に二つのアプリを切り替えることなく使ってましたが、iOS9では一台でも快適にブラウジングしながらチャットするみたいな作業が可能になりました。
個人的にはこの進化はOS Xに最初にエクスポゼが実装された時と同じくらい(機能的には別物ですが)感動しています。
iOS9では、いままで片っ端からオフっていたノーティフィケーションをほとんどすべて有効に戻しました。
長くなりましたが、いがいとこのノーティフィケーションからのインテント連携にフォーカスして語っている記事を見かけなかったので、久々に勢いで語ってしまいましたが、ここらへんの話はbackspace.fmでも最近語り続けているので更に興味のある人はポッドキャストも聞いていただけると嬉しいです。
今週末のライブではモバイルプリンスをゲストに更にiOS9や入手直後のiPhone 6s/6s plusについてみんなでワイワイ語る予定なのでこちらもお聞き逃しなく!
ということでそろそろ日本では新型iPhoneを入手した人が出てきそうなので、僕はネットを遮断しつつポッドキャストの編集に戻ります(笑)
注) とりあえずこれからネットを遮断するのでw一旦校正も編集もしてないものをアップするので、用語とか適当なのは勘弁してください。そもそもインテントはAndroid用語なのでiOS的な用語は別な気がするとか、、、
落ち着いたら再編集します。