#AdobeMAX の思い出 〜Lightroom Mobile編〜
いやぁ、iPhone 6s Plusで文章書くの気持ち良すぎ!普段からタイポの多い僕としてはこの変換機能をPCでも実現して欲しい。これ地味に画期的でしょ!
ってことで気分がいいのでAdobeMAX2015の思い出日記第二弾はLightroom Mobileについて。
Lightroom Mobile自体は別に今回発表された新しいアプリではなくて、もうだいぶ前からリリースされてたんですが正直今回AdobeMAXに参加するまで積極的に使ってなかった事を悔やむレベルで便利っすね。
実はAdobeMAXの開催前日にAdobe主催のフォトウォークっていうプレス向けのイベントがあってプロのカメラマンを招いて会場の周り(のちょっと危ないエリア)を写真を撮りながら歩き回ったんすが、この時モデルをしてくれていたレインボーヘアーのお兄さんとの出会いがLightroom Mobileを今一度使ってみようというキッカケになりました。
というのもこのお兄さん実はLightroom Mobileの中の人だったんです。
彼の語るLightroom MobileのビジョンはPC版Lightroomで出来ることをモバイルで実現するのではなく、モバイルでできるとPC上より便利なことをモバイルに実装しクリエイティブクラウド経由でPCと連携しながら写真の現像体験をより豊かにするというモノでこの方向性に非常に感銘を受けたからです。
これはLightroom Mobileに限らず今回のAdobeのモバイルアプリ全体に感じる一つの方向性という感じですが今までのちょっとどっちつかずに迷っていた感じから完全にクラウドを中心に、デバイスやOSをまたいだ連携を前提としたアプリの活用に軸足を移した方針が個人的にはとても説得力があるなと感じてます。
さらにこの人すごくて前職はSnapSeedを作ってたらしいです。SnapSeedと言えばGoogleが買収して今やGoogle Photoに組み込まれたモバイル用の画像編集アプリですが、Adobeはその中の人を雇ってLightroom Mobileを進化させようとしてるみたいです。
ってことで前置きが長くなりましたが先日から積極的にLightroom Mobile使ってるけどこれ便利すぎでしょー。
ワークフローとしては
1. PC版Lightroomで写真を取り込む
2. 取り込み時にコレクションを作成してSyncを有効にする
3. Lightroom Mobileで必要な写真、いらない写真を選別
4. 気に入った写真のクロップや水平調整、簡易的な画像調整をする
5. さらに気合い入れて編集したい写真はPhotoshop Fixと連携してレタッチする
6. PC版Lightroomで最終仕上げをしてFlickrなどにアップロード
みたいな流れです。
従来はこれを全部PC上でやってたけど一気にやるとかなり疲れるしやらなきゃと思うと億劫になって後回しにしちゃう。でそのまま次の写真を撮ってその編集に追われるみたいなネガティヴスパイラルに陥りがちだったんですが、億劫な選別作業が空いた時間にiPhoneでできるとかなり快適。
それどころか億劫に感じていた選別作業が楽しくて仕方ない感じ。で選別が進めば必然的に一つの写真の現像にかける時間も増やせて品質が上がるというポジティブスパイラルに変換される。
これこそが今Adobeが考えてるモバイル連携の真髄なんじゃないかなぁ。
そしてこれはAppleが提唱しているiPad ProとiOSによるクリエイティビティの向上にも直結する話になる。
そんな未来をすでに実用的なレベルで体験しちゃってiPad Proが欲しくてたまらない今日この頃です。
ってことで僕と同じくLightroom Mobile使わないって食わず嫌いしてる人も今回のアップデートを機会に今一度使ってみることをオススメします!