Drift Diary XV

引越し ~退去編~

Posted by drikin on 2009年12月20日 00:45
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気づいたら、サンフランシスコ生活も、あっという間の一年が過ぎ、なんとか、生活にも慣れてきたところではあったのですが、車を破壊されたり、度重なる水漏れしたり、いろいろアメリカ生活の試練を与えてくれた、この部屋から引越しました。
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アメリカでは、通常、アパートは一年契約するので、契約一年以内に解約すると、ペナルティーをとられます。ペナルティーは、残りの契約期間、新しい借り手が見つかるまでの、家賃全額払うとか、3ヶ月分家賃払うとか、結構厳しい条件が一般的です。なので、今回の引越しは、ジャスト1年の契約満期と同時に行うことにしました。
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引越し先については、落ち着いたら、別途エントリーしますが、とりあえず退去だけで、大騒ぎでした。というのも、やっぱりうちは、物が多すぎ、、、引越し先が車で5分程度の近所ということもあり、衣類などは、Costcoで買ってあった、大量のゴミ袋に一時詰め込み↑真ん中の部屋に荷物を集め
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大物家具などを出しやすくした状態で、最終的な運搬は、引越し屋さんにお願いしました。引越し屋は、日本人社長の遠藤運輸という所にお願いしました。ここは、時給制で、3人で一時間$190。通常2Bedの部屋だと$1,000以下で、作業完了するという話だったのですが、うちは荷物が多くて、最終的には$1,300くらいかかってしまいました。
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ただ、うちみたいに、荷物が多い場合、通常の荷物量で、換算される引越し屋さんに比べると、かなり割安に運べたと思います。作業クオリティは、普通という感じで、3名のうち、2人は中国人で、日本人のリーダー的な人が指示しながら、作業するのですが、中国人のスタッフは、流石に仕事が遅めで、危なっかしいところを、日本人リーダーが監視しつつ作業してるという感じでした。
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若干、家具に傷がついたりもしたんですが、まぁ、値段と内容を考えると、妥当だったんじゃないかと納得しました。で、途中雨に見舞われつつも、なんとか、引越し初日、とりあえず部屋を空っぽにすることができ、一日目を終了しました。

でも、実は、ここからが、自分たちの引越し作業の本番の始まりでした。というのも、こっちの場合、退去時には、まず、2週間前くらいに、事前部屋状態チェックが行われます。この時に、入居時との変化を確認され、改善が必要だと判断されると、一番最初の契約時に支払ったセキュリティーデポジットから、修理代を差し引かれて行きます。日本で言う敷金と同じ扱いですかね。ただ、親切(?)なのは、この事前の下見の時に、修理をリクエストされて項目を退去日までに、自分で修理すれば、デポジットから差し引かれなくなります。
getting paint tools for moving out.
で、とりあえず、普通、最初にクレームされるのが壁の穴。ホームデポで、壁の穴をふさぐパテを購入し、塞いだあとに、ペンキで色を塗れば修復完了と言うことで、下見の時にもらった、壁のペンキ情報をもとに、同色のペンキを購入。
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室内の内装ペンキ塗りは初めてで、ドキドキしつつ、ローラーにペンキを染み込ませて塗り塗り
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思ったより楽しい作業でテンション上がり気味w
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塗った直後は、ちょっと色が違うぞと、ドキッとしたんですが、ちょっとして、乾くと、塗った自分でもわからなくなるほど色は同化して、完璧なまでに穴が塞がりました。こんなに綺麗に塞がるなら、今後気兼ねなく穴をあけていける感じです:-P
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次に、自分で作業するといいのが、調理コンロのパンの交換。これも、ホームデポで、汎用のパンを買ってきて、交換するだけで、新品同様になります。
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で、交換後が、こんな感じ。なるほど。最初入居したとき、妙に調理器具だけ新しいなと思ったら、こういう事だったのかと勉強になりました。
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最後に、行わなければいけないのが、カーペットのクリーニング。これも、こちらでは、一般的な為か、カーペットクリーナーをSafewayでレンタルできるので、洗剤を購入して、芝刈機の要領でカーペットをクリーニング。
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うちの部屋のカーペットは、もともと、結構年季が入っていて、シミもあったので、ほとんど効果が分からない感じではあったのですが、一通りクリーニングして、こちらも無事終了。
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これで、一通りの退去作業は終了。思えば、一年前、ほとんどこの状態で、2ヶ月くらい生活してて、時には30人くらいが、この部屋に集まったことも合ったっけ。丸二日かけて、なんとか、無事退去作業終了。
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雨上がりの夜、部屋から見える最後の夜景をカメラに収めつつ
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いよいよ最終退出。なんかいろいろあったけど、初めての海外生活で、一年間お世話になって、いろいろな経験をさせてくれた部屋だけに、ちょっと感慨深いものがありました。
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このマンションは、14階建ての大型マンションだったので、24時間セキュリティガードの人が付いていてくれたのですが、連日amazonなどの配達物を受け取っているうちに、僕の名前を覚えて、見かける度に、大声で「コーイチ!、コーイチ!」と声をかけてくれたお兄さんと最後はツーショットで記念撮影。不安だった最初の頃の慣れない海外生活の時には、なにげに、心強かったので、ちょっと別れ惜しくなってしまいました。
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