DPad改めDrift Writer2の新機能を紹介します

ということで今回のバージョンアップによる新機能を中心に改めてDrift Writerを紹介させて頂こうと思います。

Drift WriterはiPadで快適にブログを書くためのアプリケーションです。

特にHTMLで直接ブログを書いている中上級者ブロガーをターゲットに想定していて、タグの入力やリンクの生成はもちろんのこと、Flickr画像の挿入、Amazonのアフィリエイト挿入など、PCでもちょっと面倒な作業を効率化しているのがウリです。

今回のバージョンアップでは、主に以下の機能を追加しました。

• Markdown記法のサポート
• URIスキーム(dpad://)によるアプリケーション連携
• 投稿時のSafari連携
• AmazonアソシエイトID設定
• プレビュー機能の見やすさ向上
• Retinaディスプレイ対応
• アイコンの変更

アイコンやRetina対応は見た目の変更なので説明するまでもないと思いますが

一つ目の大きな新機能はMarkdown記法への対応です。

最近よく名前を聞くようになった\Markdown\という言葉。一言でいえば、テキストのフォーマットルールで、HTMLのタグを直接入力しなくても、その文法からHTMLを生成します。

Markdown自体は単なるテキスト記述ルールなので、従来もブログ側でMarkdown記法に対応していればMarkdownを使うことはできましたが、今回のバージョンアップでMarkdownで記述された原稿をプレビューしたり、Drift Writer単体でHTMLに変換することが可能になりました。

僕自身、自分のブログはMarkdownで書くようになって久しいですが、HTMLとの混在も可能なので、今まで使ったことなかった人もこれを気にぜひ試してみるとハマるかもしれません。;-)

次に大きい新機能がdpad://によるアプリケーション連携。

これまたマニアックですが、実はDrift Writerの可能性を無限に広げる(ちょっと大袈裟？)くらいのポテンシャルを秘めている機能です。

基本的には他のアプリケーションが対応してくれると、そのアプリからDrift Writerにテキストを挿入したりすることができるようになりますが、実は他のアプリケーションの対応を待たなくても、Bookmarkletを利用することで、Safariから任意のテキストをDrift Writerに流し込むことが出来ますが、ここら辺の詳しい使い方については、近日、共同開発者の@ooba氏が詳細の解説記事を書いてくれる予定なのでを書いてくれているのでそちらも参考にしてください。

ともあれDrifr Writerの対応を待たずとも、任意のサービスからタグやテキストを生成できるようになります。

三つ目は投稿時のSafari連携です。

Drift Writer最大の手抜き部分(汗)は投稿で、従来も単にアプリ内のブラウザで任意に設定された投稿URLを開いていただけですが、あまりアプリ内でURLを開く必要性がないというか、むしろSafariに比べて3倍遅いし制約の方が大きいので、投稿ボタンを押したら設定した投稿URLをSafariで開くように仕様変更しました。

もちろん投稿時にテキストはクリップボードにコピーされるので、Safariですぐにペーストする事が可能です。

投稿に関してはいい加減大幅な改善をしたいのでそれまではこの仕様で勘弁してください。m_ _m

既に長くなってしまったので、最後にAmazon連携ですが、従来もAmazonにログインしていれば自分のアフィリエイトIDを使うことができたのですが、仕様がわかりづらいという声が大きかったので、設定で任意のIDを指定できるようにしました。

(ちなみにAmazonのサイトの変更の影響でアフィリエイトページからのタグ生成がうまくいかないことがあります。その場合は画面内のチェックボックスを一回クリックすると治ります。なんかイベントのタイミングが変わってWebViewでうまく動いてない感じです。)

ということで、DPad改めDrift Writer2.0の新機能を紹介させて頂きました。

個人的には、iPadの方がMacより文章を書くこと集中できることに気づいて、よりDrift Writerを進化させるモチベーションが上がって来たので、ぜひいろいろフィードバックを頂けると幸いです。

今後ともよろしくお願いします。

Posted from Drift Writer on my iPad3