海外生活 - アメリカの免許を取るという話
最近サンフランシスコに赴任してきて、ブログも初めた @west_zaki さんのサンフランシスコで免許を取得した話が、Facebookでもかなり盛り上がったので、2014年度版アメリカでの免許取得体験談として情報共有しておこうと思います。
@niw 氏や Jun Mukaiさんのコメントやブログを見てみていると、単にペーパー試験と実地試験をクリアしただけでは、アメリカの免許取得は終わったわけではなく、届くまで油断できないという話もあるので、この体験談に続きが書き込まれる日が来るのかちょっと気になるところです。(汗)
僕の時の体験談も関連情報にリンクしておきますが、実はあんまり苦労しなくて、大きなトラブルもなくあっさり取得しまったのでそんなに大した経験談にはなっていません。
なにはともあれやっぱり1番重要なのは当たり前ですがアメリカでの運転に慣れることかなと思います。僕は車好きだし、運転も苦手じゃないので、アメリカでの運転も、苦じゃなかったのですが、それでも自分が心から「アメリカの運転に慣れたなぁ」と実感するには3ヶ月ぐらいかかりました。
アメリカに住所を構えたら、本来は10日位で免許取得しないといけないらしいのですが、僕の場合は最初の3カ月位を日本の免許で誤魔化してしまったので、慣れた後の試験でスムーズに合格できたということもあるかと思います。
日本に帰ったときに実感するのですが、アメリカと日本の運転で1番大きな違いは歩行者に対しての意識かもしれません。アメリカの場合、歩行者が道路を渡ろうとしたときに、仮に前の車がとまらなくても、自分が止まらないとこれだけで1発試験不合格になります。実際、街中でも基本的にドライバーは歩行者を優先して道を譲ってくれます。実地試験でもこれで落とされる人が結構いる気がします。
日本だと、歩行者が急に道路に飛び出してドライバーが怒鳴り付けるみたいなシチュエーションがよく漫画などで出てきますが、こういう事はあんまりないかなぁ。
ただ、アメリカの場合、モラル格差が激しいというか、本当にひどい人は、全く交通ルールを守らないような人もたまにいるので、絶対に止まってくれると安心して歩いているとかなり危険です。あしからず。
アメリカ人の運転は、平均的に日本人より荒いと思うのですが、歩行者への気遣いとか、信号のない一時停止の交差点での道の譲り方とか、ツボを押さえた部分でのマナーがしっかりしているという感じで、さすが元祖自動車社会だなぁと思うことがよくあります。
日本はあんなにガッツリ教習所に通って、しっかり勉強しないと運転免許が取得できないのに、こういった基本的なマナーがちゃんと身に付かないところはちょっと残念だなぁと思います。