DP1 MerrillでHDRはじめました
昨日、お試しHDRエントリーを投稿したのですが、@mayumine にも見てもらって、条件が揃えばDP1 MerrillはかなりHDR向きなカメラだという感触を得たので、しばらくHDR写真にハマってみようかなと思ってます。
ってことで少しHDRの説明から
HDRとは?
ウィキペディアのハイダイナミックレンジ合成の解説によれば
ハイダイナミックレンジ合成(ハイダイナミックレンジごうせい、英語:high dynamic range imaging、略称:HDRI、HDR)、とは、通常の写真技法に比べてより幅広いダイナミックレンジを表現するための写真技法の一種。
というのがHDRの解説です。一般的には一枚の写真では取得できない情報を、絞りを変えた複数の写真を撮影して合成することで、より明るい部分と暗い部分の情報を補う技術のことを指します。今どきiPhoneのカメラなどにも標準でHDR機能が搭載されていて、iPhoneの場合、明暗の差が激しい状況などでHDRを有効にすると、黒つぶれや白飛びしない画像が撮れるようになります。
iPhoneなどでは、撮影環境の悪さを補う技術としてHDRが使われてますが、僕が今回載せている写真のように、この技術を適応して非現実的というか、GCのような画像を作り出すときにもHDRが使われます。なのでHDRと一言で言っても使われ方によって全く写真が変わってくるのですが、僕がしばらく遊んでみようと思ってるのは後者の非現実的写真を作るHDRです。
実はHDRにトライするのは今回が初めてではなくて、5年位前にも一時期マイブームが来たんですが、Merrillというカメラを持っている(あと @mayumine という師匠を得た)今、またトライしてみたくなったという感じです。
HDRの作り方
今どきMac AppStoreでHDRとか検索してみるとHDR作成写真アプリが結構でてきて、値段も無料から数万円レベルまでかなり幅広いのですが、やっぱりこの分野での老舗はPhotomatixなので、(たしかライセンスは持ってたはずなんだけど)Photomatixを買い直しました(汗)
今どきは一枚写真から簡易HDRを生成するアプリも増えてきてるんですが、HDRは基本的に絞りを変えた複数の同一写真を合成して生成するのが基本です。
同じ写真を設定を変えて複数撮るので、三脚利用は好ましいし、被写体も動きが少ないほうが良いので、風景や建物作品が多いです。
実際にはミラーレスや一眼レフカメラとかだとブラケット撮影という機能があって、連続的に露出を変えた複数写真を撮る機能が備わっているので、ブラケット撮影モードで写真を撮影したら、Photomatixでその複数写真(通常は3枚程度)を同時に読みこませるだけで、あとは半自動的にHDR写真を生成してくれます。ぼくもまだPhotomatixが使いこなせてないので、とりあえず今回の写真では、ほとんど全自動でHDRを生成して、Lightroomに撮り込んで、若干コントラストやトーンカーブを調整したあとFlickrにアップロードしました。
まとめ
前回お試し版PhotomatixでHDR画像を作成したら透かしが入ってしまったので、今回は有償版で作りなおしたものと、夜景バージョンを撮影してみました。
DP1 Merrillの超解像度と合わさってかなり非現実的な写真が出来上がってると思います。
今回HDRをやろうと思ったきっかけはなにせMerrillが活用できると思ったから。HDRを撮影するたに三脚が好ましいので、三脚さえ使えればDP1 Merrillの高感度が弱い問題や、手ブレに厳しい問題も解消されるので、ホントHDR向きカメラだと思ったんですが、@mayumine 師匠曰く、ソニーのフルサイズミラーレスのα7では、手持ちでも十分HDR撮影が可能とのことでした。うーん羨ましいなぁw @mayumine によるHDRの作り方解説などはURAMAYUブログでも紹介されてるので、↓に関連リンクをリストしておきました。
関連リンク
売り上げランキング: 36,845
売り上げランキング: 27,653
売り上げランキング: 7,328